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長い長い梅雨が明けたと言う・・・この日。
(梅雨だったことなんてすっかり忘れていたけど)
主人のサイドビジネス(←もちろんパチンコ)で
特別手当てが出た事もあり、以前から行きたい!
見たい!描きたい!と思っていた、世界文化遺産、
国選定重要伝統的建造物郡保存地区萩町合掌造り
集落白川へ連れていってもらいました。

am:10:00郡上八幡五町の喫茶店アルピーヌさんで
モーニングを頂く。今日はお弁当はなし。何しろ
傷むのは私の懐ではなく、向かい側でアイスティー
を飲んでらっしゃる今日の大蔵省だからね。


私、娘のめいを産むまではスキーが大好きで毎年
行ってたのですが、その頃にはなかったスキー場
がいくつかありました。私の住んでる所はそれは
それは自然のたくさんある美しい町ですが、とに
かく植林だらけ。主に杉の木。シンボルツリーが
杉の木ですからね。新緑の季節には落葉樹の黄緑
と常緑樹の濃緑のシマシマ模様ができます。それ
を見るのも切ない気分になる私にとって、ゴルフ
場やスキー場を見るのは、なんというかやりきれ
ない気分になります。どんどん話しそれますが、
私一度山を見て心の底からジ〜ンと感動して、今
でも忘れられない体験したことあります。長野県
へ秋に木曽馬を見に(これも私のワガママ)木曽
福島の方へドライブした時、丁度紅葉が一番ピー
クのときだったんでしょうね。黄金色と赤の世界。
世界が黄金の葉っぱでうめつくされてしまったよ
うな光景でした。ハラハラと舞い散る葉っぱたち、
妖精でも出てきそうな・・・・でも私の住むアパ
ートからはシマシマの紅葉を毎年見る事ができま
す。まぁ長野の御岳山にもどこにでもスキー場は
あるわけですが、木の生えてない部分のある山っ
て、と〜〜っても不自然に見えるのだ。白鳥町ま
で国道156号を行き、そこから東海北陸自動車道
に乗り、荘川ICで降りました。途中、日本一標高
の高いとこに建設された橋というのも通りました。
すごい景色。夏の山々の連なりが眼下に見おろせ
て。こんなとこにどうやって橋を建設したのか不
思議でした。

今年、台風の影響で雨がたくさん降り、岐阜の大垣
では洪水で被害が出ました。私の住む町の隣の隣の
町でも堤防が崩れたりしました。昨年に引き続き主
人の実家の長良川の側の田んぼは水につかりました。

大垣で避難して見える住民の方がニュースのインタ
ビューで「ちょっと大雨が降るたびにこうなので何
とかならないのかなぁ」と悲しそうにつぶやいてい
たのがとても印象的でした。私が子供の頃やもっと
昔によく堤防が決壊したりして洪水になったのは、
河川の整備が整ってなかったからかもしれないけど、
今はどうなんでしょう?バイト先のお客さんが「上
流で山の木をどんどん伐るで水はけが良すぎてちょ
っとの雨でこうなるんや」と言ってました。
色々と問題はあるでしょうが、本当にそういったこ
とが原因ならば、というか原因を住民が上流の人も
下流の人も一緒になって考えたいなぁ。税金を払っ
てるんだから国がやるのが当然ではなく、関心を持
って・・・。山に木が足りないなら、何十年後にし
か育たなくても木を植えたい。木を伐って利用した
り、木を伐った山を利用してるのが人間なら、元に
戻すのも人間がしないと・・・・

とそんな思いを胸に、すごく大きなダム(こんな
大きなものを作って電気を作ったりできるんだから
何でも可能な気がする。)をおお〜〜と見ながら、
白川郷に到着しました。
車のナンバーを見ると、名古屋・京都・なにわ・そ
れに、秋田に大分までありました。すっご〜いさす
が世界文化遺産だわ。

荘川は大雨のせいでまっ茶っ茶でした。
そこを駐車場から集落まで「であい橋」という新し
めのコンクリの吊り橋を観光客があとからあとから
ゾロゾロゾロゾロ渡っていきます。みんなは写真を
パチパチ撮ってるでしょ、主人はそこの間をずんず
ん歩いて行きます。私はそこを横切れない小心者で
もたもたしてました。とりあえず観光客の方々(自
分たちもだけど)の流れに沿って歩いて行き、日本
ナショナルトラスト旧寺口家(やはり世界文化遺産)
で機織りの実演を見たりしてスケッチにいいポイン
トを探しました。お!と思った場所に来たら、主人
が「ここいいんじゃない。俺はめいとかき氷でも買
ってくる」ととっとと歩いて行ってしまいました。
この日、気温は何度だったのかしら?陽は射したり
陰ったりでしたが、とにかく暑くて、めいの限界
(退屈or体のね)までペンで描きました。色はVID
EO で撮ったものと記憶をたよりに家で入れる事に
しました。

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ふと先程スケッチしていたところを窓から見ると、
絵描きさんが同じ角度からスケッチしていました。
こうもり傘をさしてすごく慣れた服そうに手付きが
何となく私みたいに素人スケッチじゃない感じがし
ました。

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入ってすぐ、ここのお寺を管理してる方達なのか町
の職員さんか分からないが入場料を支払い、上から
見てまわるよう促される。
暗くてきしむこの床の感じが、う〜むやっぱり好き。
2階へあがると農具や昔の人たちが生活で使用して
いた道具が展示されていました。
その後私が今描いてた、明善寺へ入りました。ここ
は郷土資料館になっていて、観光客が入場料300円
で室内を見てまわれるようになってました。



すご〜くすご〜く素敵でした。でも案内所のパンフ
にあったように観る者の思いと、住まう者の思いは
明らかに違うんだろうなぁと思いました。私なんか
は絵を描く事もあって、自分の住む郡上八幡はすご
く素敵な町、観光客がいっぱい訪れるのもとても理
解できますが、主人やその他昔から住んでる人はよ
く「こんなとこ来たってなんにもないのに」とか
「なにしに来るんだ?遊ぶとこもないのに」とよく
言ってるのを耳にします。古都や古い町並みに憧れ
を抱く人って多いと思うんです。そういった他所か
ら来て古いものに憧れを持った者にはたまらない魅
力のこの建物・・・。


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1階に降りると、囲炉裏がありました。今は使われ
ていない感じのする(展示のためだけ)部屋ですが
ここに火を起こして、食事したり、とってきた魚を
焼いたりお茶を飲んだりする姿を想像してみました。
手入れは大変でしょうが、私、炎ってすっごく好き
です。オレンジ色の光は蛍光灯のそれとは全く違う
安らぎが得られる気がするの。だからランプとかア
ロマキャンドルとかたまに火を見てボ〜っとするこ
とがある。忘れっぽい私なので火の始末には気をつ
けながら・・・そういえば、集落のあちこちに合掌
造りは火災に弱い建物ですうんぬんということが書
かれた看板がありました。茅葺きだし、木造だし、
火がついたらあっという間に燃えてしまいそう。

それから、めいのリクエストで冷やしうどんを食べ
に生きました。こしがあってうまかった♪

きゅうりが食べれなくて、瓜系全般が苦手な私です
が「ふね」で「冷えてるよ〜」と言わんばかりのス
イカは食べたい気がしました。
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外に出ると、この暑さ、のどが乾いて、めいと2人
で水を飲みました。柄杓で汲んで飲む水は。ペット
ボトル入りの天然水やら外国製のものよりおいしい
気がしました。(気がね)
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満腹になると、また、来る時に渡ってきた「であい
橋」を駐車場の方へ戻り、野外博物館民家園を見て
まわりました。何やら芸術祭というものをやってい
て、芸術家の人たちがそれぞれの感性で民家と自分
達の作品とを結び付け展示していた。私にはそれら
が、いいとか良くないとか判断できなかったけど、
(比べることができない。)この野外博物館も古い
合掌造りの民家がたくさんあるのだけど、さっきま
わった集落の方が私は好きだなって思いました。古
い民家だけあってもそこに人の気配が感じられなけ
れば、民家・家という気がしないの。そうするとそ
れを見ても何も感じない。描きたいとも思えない。
うまく言えないけどそういうことです。



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やさしい目をしたお馬さん。
他はピクリとも動かないのに、何故か口だけがまる
でなにか話してるようにパクパク動いている。


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妖艶な感じのただよう、家具と着物のディスプレイ


案内所にあった地図には、私達が見てま
わったよりもまだまだたくさんの合掌造りがありま
した。今日は少ししか見る事ができなかったけれど、またゆっくり民宿にでも泊まりで来たいなぁとぼん
やり考えながら、ダムを左手に見ながら、こっくりこっくりと船をこぎながら帰路につきました。

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